お店に並んでいるオリーブオイルには大きく分けて2つの種類があります。
エクストラヴァージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルです。
これは法律による品質規格表示なのですが具体的にこの2種類のオイルはなにが違うのでしょうか。
違いを説明したいと思います。
エクストラヴァージンオリーブオイル
ヴァージンオリーブオイルとは一番絞りのオリーブオイルの事で科学的処理や調整がなされていないものことです。
ヴァージンオリーブオイルのなかでも等級が分かれています。
その中で一番上の等級のものをエクストラヴァージンオリーブオイルとよびます。
この等級はオイルの酸度によって決められます。
酸度とは脂肪酸が何%オイルの中に有利しているかを示す値です。
脂肪酸が多く含まれているほどオイルが参加しやすく劣化が早くなります
ピュアオリーブオイル
ピュアオリーブオイルは精製されたオリーブオイルとヴァージンオリーブオイルをブレンドしたものになります。
ヴァージンオリーブオイルのなかで一番等級が下のオイルを精製したものを精製オリーブオイル、搾りかすから溶剤
で抽出したものをオリーブブポマースオイルと呼びます。
これらのオイルはそのままでは食用に適しません。
なのでヴァージンオリーブオイルをブレンドし食用に適するように味と香りを調整するのです。
エクストラヴァージンオリーブオイルと比較すると味と香りは大きく劣ります。
用途は焼き物や揚げ物といったところで直接食材にかけるのはオススメできません。
エクストラヴァージンオリーブオイルで焼いたり上げたりすれば格段に味は変わります。
ちょっと贅沢な気もしますが...
エクストラヴァージンオリーブオイルは高価なものばかりではありません。
リーズナブルな価格ながら品質基準を満たしているものも数多く売られています。
今度買い物に行った際はぜひエクストラヴァージンオリーブオイルを選んでみてはいかがでしょうか!